サーフィンが2020年東京五輪正式追加種目に決定!Surfing finally an Olympic sports!

みなさんご無沙汰してます。ACTIVE Wetsuits 2代目のミキです。

オリンピックが始まりましたね。色々と話題の絶えないブラジルの五輪ですが日本選手団には是非頑張って頂きたいです!

さて、題名にも書きましたがサーフィンが2020年東京五輪正式追加種目に決定しました。サーフィンをする我々にとっては歴史的瞬間だったはずです。

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みなさんご存知だったでしょうか、実はサーフィンをオリンピック種目にしようとする活動は、

あの1920年の競泳で金メダルを取ったデューク・カハナモクの時代から行われていたんです。

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その歴史からか、多くの海外メディアは”Finally”という言葉を見出しに使っています。

今回サーフィンを五輪種目にする活動の中心となったのは、前のブログでも紹介したFernando Aguerreです。

デュークの思いを胸にFernandoはISAで『サーフィンをオリンピック種目にする』というプロジェクトを1994年に立ち上げます。

実は、ロンドン五輪の追加種目を決定する2011年では、サーフィンは追加種目の最終リストの中にあったんです。

しかし、開催国がロンドンということもあり正式種目には選ばれませんでした。

今回の2020年東京五輪では追加種目として選ばれましたが、個人的には「5種目18競技一括採決」ってなんか雑じゃね?って思います。

現時点ですでに情報として出ている内容は下記の通りです。

①出場参加資格が得られるのは男女合わせて40名。現時点でどこの国が招待されるかは不明。

②大会は千葉の海で行われるということ。現時点ではウェーブプールの使用は不明。

③競技はショートボードのみ。今回はロングボード、ボディーボード、SUPは含まれない。

④WCTの選手は参加資格はなし。

ということだけ分かっています。が、今後変わる可能性もありますよね。

ここでいくつかの疑問があります!

WSLはKelly Slaterのウェーブプールカンパニーを買収したのに、なぜその話しが浮上してこないのか?ケリーはただ単に『常にパーフェクトな波で波乗りをするのが夢で・・・』とインタビューで答えてますが、彼のマネジメントチームはこの商材をオリンピックに合わせていたに間違いありません。

それから今回追加種目でサーフィンが選ばれましたが、2020年の東京オリンピックだけではありません。今後のオリンピックでも継続的に正式種目として行われます。ちなみに2024年はローマ、パリ、ブダペスト、ロサンゼルスが立候補をしています。

んんん?大丈夫か?サーフィンできるのか??

他にも、どこの国が招待されるのか、競技システムは?ルールは?イベントサイトはどんなものが置かれるのか?など色々と考えてしまいます。

今回、追加種目として選ばれた事でひとつ言えることは、メジャースポーツと肩を並べたということです。

それは今までの歴史から言えばものすごく喜ばしいことですが、それ以上にすべてにおいてメジャースポーツとして扱われます。

プロ・アマ関係なく協会の組織運営、選手の言動、ドーピング、等々すべてをメジャースポーツとして運営していかなければなりません。

電通と契約を交わす日も近いはずです。

いままさにサーフィンは『レジャー』から『スポーツ』に変わりました。

以前もブログに書きましたが、今後は日本協会をトップに日本サーフィン界がどの国をスタンダードにしていくのかなど、方向性を定めなければなりません。

ここからが新しい時代です。

2020年東京オリンピック競技会場選定

みなさんこんにちは。ACTIVE Wetsuits 2代目のミキです。

今年も残すところあと1ヶ月ちょっとですね。2015年は良い波乗れましたか?

来年はいよいよリオ・デジャネイロオリンピック・パラリンピックが開催されます!

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本音を言うとオリンピックより、同時期に発表がされる2020年東京オリンピックの追加種目にサーフィンが入るかが一番気になりますね。

でもまだ正式追加種目として決定していないのに、開催会場としての要請がかなり報道されています。

要請を出している自治体は福島、千葉、神奈川、伊豆、新島、宮崎などなど・・・。まぁ一応、新島は東京都だけど・・・。

そもそも東京オリンピック・パラリンピックは、プレゼンの段階からコンパクト五輪として提案されたはずです。

今はもうどこでも良くなってます(笑)

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東京都内の会場だけでは完全に足りてないのが現状ですね。そしてこれはオリンピックに限ったことではありません。

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2000年シドニー五輪から、オリンピック開催都市でのパラリンピック開催は正式に義務となりました。

とういう事は、オリンピックが終了してから東京ではパラリンピックが開催されます。

そこで問題になるのが、日本のスポーツ施設です。

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国立競技場を見ても分かる様に、建設されたのは1964年。まさに日本で初めてオリンピックが開催された51年前です。

代々木体育館、駒沢オリンピック公園、日本武道館など、いわゆる東京オリンピックの遺産という施設は大昔に建てられています。

よって一概にも2020年東京オリ・パラの会場となっている施設が、障がい者にも使いやすくなっているとは限りません。

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と言っても、国立競技場の取り壊しは早かった気がしますが・・・。改修で済んだんじゃないかなぁ。。。

これらの施設の改修工事、政治家の方々が行うであろう「街づくり」、世界からのお客様を受入れる宿舎、交通機関、などなど準備は多岐にわたります。

仕事の関係で障がい者スポーツ団体の日本代表チームや五輪関係者の方々と色々と話しますが、やっぱりパラリンピックの準備は正直できていないそうです。

メディアはもっとパラリンピックに焦点を当て、各自治体は国と協力して障がい者受け入れの準備を進めなければ間に合ないと思います。

サーフィン開催会場としての要望を出すのはいいですが、それは競技団体の気にするところで、県知事・都知事レベルはもっと大枠でオリンピック・パラリンピックをとらえ、東京オリンピック・パラリンピック修了後に何が残せるかを考える必要があります。

我々にとっては一生に一度のオリンピック自国開催。

’’その時’’だけで終わっては、レガシーは残りません。

パラリンピックの成功無くして、オリンピックの成功なし。

ワールド・タイトル・レース

みなさん、こんにちは。ACTIVE Wetsuits 2代目のミキです。
久しぶりのブログ更新ですが、今回はワールド・タイトル・レースについて書きたいと思います。
現時点(2015/11/1現在)でツアーランキング1位はShark Attack にも勝利したMick Fanningです!
先日まで行われていた Moche Rip Curl Pro Portugal は Filipe Toledo が優勝をしました。
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個人的には、波もそんなに良くなかったし選手もあまりやる気がなかったので、見ていてつまらなかったのですが、この大会結果で
次戦ハワイで繰り広げられるワールド・タイトル・レースに関わるBillabong Pipeline Masters結果後のシナリオが見えてきました。

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①Mick FanningがPipeで13位~25位で終えた場合
– Owen Wright とJulian Wilsonは優勝が必要
– Gabriel Medinaは3位以上で大会を終えることが必要
– Adriano de Souzaは9位以上で大会を終えることが必要
– Filipe Toledo13位以上でワールド・チャンピオン確定
②Mick Fanningが9位でPipeを終えた場合
– Gabriel Medinaは優勝が必要
– Adriano de Souzaは5位以上で大会を終える必要がある
– Filipe Toledoは9位以上で大会を終える必要がある
③If Mick Fanningが5位でPipeを終えた場合
– Gabriel Medinaは優勝が必要
– Adriano de Souzaは3位以上で大会を終える必要がある
– Filipe Toledoは5位以上で大会を終える必要がある
④Mick Fanningが3位でPipeを終えた場合
– Adrianoは2位以上が必要
– Filipeは3位以上が必要
⑤Mickが2位の場合
– AdrianoとFilipe 共に優勝する必要がある
⑥Mick FanningがThe Billabong Pipeline Mastersを優勝すれば、ワールド・チャンピオン!
という感じだそうです。(引用:http://www.worldsurfleague.com/posts/152209/world-title-race-latest-scenarios)

前にもブログで書きましたが、ブラジリアンのレベルが着実に上がってる・・・というより今はずば抜けてます!

10月30日更新のワールド・ツアー・ランキングでも上位5人中、3人がブラジリアンです。

どんな結果になるか楽しみです。

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THE SEARCH Rip Curl

みなさんこんにちは、ACTIVE Wetsuits 2代目のミキです。

待ちに待った待望の企画が戻ってきました!

THE SEARCH by Rip Curl

1992年から始まったこの企画はワールドツアーの大会イベントとしても組み込まれ、毎年THE SEARCHイベントとなる会場発表が話題となりました。

この企画はRip Curlのチームライダーが世界中の未開拓のサーフポイントを求めてサーフトリップに出るというもの。

現在のネット社会ではGoogleなどで世界中が手に取る様に見れます。そんな中でどうやって未開拓なサーフポイント探すのか?

でもこの企画はサーファーの心をくすぐりますね~

サーフトリップは冒険に近いものがあります。それをリアルに実現してます。

映像が上がってくるのが楽しみです!

スポーツ界における『日本』というフィールド

みなさんこんにちは。ACTIVE Wetsuits 2代目のミキです。

ラグビー日本代表が南アフリカに勝利しましたね!今までの日本ラグビーの歴史から誰が勝利を想像していたでしょうか?(笑)

だれも注目していなかったはず・・・。その奇跡をおこした選手・チームスタッフの中にはグラウンドで涙していました。

これだからスポーツは楽しいとつくづく思います。

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これから色々とラグビー関係がフィーバーしそうですね。そうなると新国立競技場も2019年に間に合わせざる終えないか???

今後の国家レベルの対応も見ものです。

さて、今日ブログで書きたかったのはスポーツ界における『日本』というフィールドです。

今回のラグビー日本代表を見ても分かるように、何人かは日本に帰化した選手がいます。→代表メンバー

残念ながら完全な日本人だけのチームでは限界があります。これには賛否両論あると思います。

環境に関しても同じだと思います。

環境を変えて一番結果が出ている選手といえば・・・

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そう。錦織圭です。

数々の大会で優勝し、IMGニック・ボロテリー・テニスアカデミーからのスカウトを受け、それ以降アメリカを拠点に活動をしています。

またサーフィンでは先日USオープンに優勝した大原洋人

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現在はハワイを拠点として糟谷修自の元でトレーニングに励んでいいます。

サーフィンは特にトッププロの大会が開催されるのは海外のサーフポイントなので、日本以外を活動の拠点とする理由はわかります。

しかし、日本にもさまざまな世界レベルがあるはず。でもそれをうまく生かせず、作り出せていない。

新国立の問題がいい例だと思いますが・・・。

それが故に、多くの個人スポーツでは『日本』を活動の拠点にしていない選手が多くいます。

将来的にはラグビー日本代表の逆パターンが起こり得る可能性もあります。

Kanoa Igarashiなんてまさにそうですね。彼は日本人の両親をもちますが、幼少期にアメリカへ渡っており現在の国籍はアメリカです。

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スポーツのレベルを上げる唯一の方法は技術向上だけではなく、プロが育つ環境を作る事が必要だということが良く分かります。

またその環境を作れる政治家や地域のスポーツへの理解が必要です。

2020年の追加種目にいまだサーフィンが残っています。

9月28日に正式に追加種目として提出する協議を決めIOCに申請をするようです。

是非、表面だけ良く見えるようなもので終わらせないようやって頂きたいです。

自分の生き方を貫く

ご無沙汰しております。ACTIVE Wetsuits 2代目のミキです。

ブログをやられている多くの方々が良く言いますが「最近、忙しくてブログ更新ができず申し訳ありません」ってやつです。

今回は親父について書きたいと思います。

ご存知の方々もいるかと思いますが、変わり者で無口。それでいて超マイペース。何を考えてるかわかりません。

だからたまにムカつきます(笑)

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今年親父はNSA50年目という節目に、カフナクラスで全日本サーフィン選手権大会に出場しました。

結果はセミファイナルで敗退。しかし、そこから彼の人生を見れた感じがします。

私が小学生のころは、毎年のように全日本に出場していました。

なので「パパが明日から1週間いないから、ママと一緒に寝よう」と妹と話していた記憶があります。

なので今まであまり親父が全日本に出場することを「すごい!」とは思いませんでした。

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左から2人目が親父

しかし、自分も社会人になり家業を手伝い始め、休みが合えば支部予選などにも出場し始めたてから、親父がなぜ毎年全日本出場にこだわってきたのかがわかりました。

それは、彼にとって海での活動は「生き方」そのものだからです。

決して親父はプロサーファーではありません。しかし彼が全日本を目指しサーフィンをやり続けることで、ACTIVE Wetsuitsは生き続けます。

またどんな状況でもその目標を変えずに生きていく背中を追う、同世代、後輩、子ども達がいます。そして共感する仲間が増えます。

親父が団長を務める日本サーフィン・ボディーボード・スキムボードアカデミーも彼の生き方そのものです。

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このアカデミーの活動理念は「海と共存するための技術・知識指導」と聞いたことがあります。

サーフィン、ボディーボード、スキムボードはツールに過ぎないという事です。

このアカデミーには多くのコーチ陣が活動理念にご賛同して頂きご協力頂いています。本当に感謝です!

そのアカデミーは、毎週日曜日に茅ヶ崎Tバー(左側)のパークで活動を行っています。

誰でも体験できますので是非ご連絡してみてはいかがでしょうか?→0467-87-2007

また湘南レスキュー隊も務める親父は毎年、海の安全講習会を茅ヶ崎市内の小学校で担当し「子どもの海難事故ゼロ」をめざし活動もしています。

全日本出場をきっかけに改めて「親父は他人からもRESPECTをされる人なんだ」実感しました。

ゴミを出さないという社会貢献

みなさん、こんにちは。

ACTIVE Wetsuits 2代目のミキです。

梅雨の期間が長いですね~。毎年こんなに長かったけな??と思いながら台風の動きにワクワクしています。

今回は「業界における社会的役割」について書きたいと思います。

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左の写真は『フォーミュラe』です。F1と違いガソリンを使わない電気自動車です。スピードと燃費で競い合われます。

右の写真は今年の春に行われましたパリコレ2015のBalmainというブランドのrunway showです。

この2つの業界に共通して言えることは、最先端で社会的役割を担っているということです。

まずフォーミュラeですが、彼らが競技を争う上で研究をし続ける内容は、現在の電気自動車の開発にも活かされています。

ただ単に早いマシンを開発している訳ではなく、スピード、騒音、バッテリー燃費、エコシステムなどの研究は現在のハイブリッド車に応用されて使われています。

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いまではお馴染みのSUZUKIの「エネチャージ」のシステムは、2014年からF1で導入された

パワーユニット「運動エネルギー回生システム(MGU-K)」と全く同じ考え方です。

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簡単に説明をすると、車を減速する時に発生するエネルギー(熱)を電気に変えてバッテリーに蓄え、

そのエネルギーでモーターを動かすってな感じです。

F1にしてもFormula E にしても、チーム競技なので、より早く燃費のいい車を開発しようと、みんな必死です。

それが良い車を生む形になっています。かなりいい循環だと思います。

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パリコレも同じだと感じます。その年のトレンドを生んでいます。それを様々なメーカーが読み取り、その時にあった洋服をつくっています。

これをウェットスーツ製造業界で見ると・・・。大したことはどこもやっていません。

このようなビジネスで波及する社会貢献度は目に見える形でないと意味がありません。

色々な業界の企業が社会貢献的な活動を行っていますが、その報告がウェブに載ってなかったりします。

本当にやってるのか?って思う企業も・・・。

ウェットスーツ製造業での社会貢献の一つは「ゴミを出さない」ということ。

ウェットスーツの生地はネオプレーンという素材でゴムとジャージで多くは作られています。よって、産業廃棄物というカテゴリーになり、普通には捨てられません。

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上手い具合に各パーツの生地取りしても、端切れが必ず出てきてしまいます。それらをいかに生かすかは製造部のアイディア次第です。

ACTIVE Wetsuitsでは、余った端切れをすべて貼り合わせ、再び一つの生地にします。

それをまた新たな商品にしています。→ミニクラッチバック

再生生地を作るときには商品を考えながら貼り合わせるので、意外に貼り合わせる生地の色使いに気を使います。

実際にこの作業はめちゃめちゃ地道な作業です。

しかし、これにより捨てる生地の量がものすごく減っています。産業廃棄物への経費削減にもつながっています。

これからどんな商品が登場するかお楽しみに!

ブラジル・サーフィン界の発展

みなさん、こんにちは

ACTIVE Wetsuits 2代目のミキです。

今回は前から興味をもっていたブラジルのサーフィン事情に関して色々と調べてみました。

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記憶に新しい歴史上初のブラジリアンでワールドタイトルを獲得した、Gabriel Medina (写真右)

すでにゴールド・コーストとリオで優勝を飾り、次世代のサーフマニューバーを作りつつある、Filipe Toredo (写真左)

彼らを輩出したブラジルのサーフィン環境は、経済の発展と共にあったようです。

1980年~90年の10年は経済危機で政治も不安定。治安も悪く、かなり厳しい時代だったようです。

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しかし、2000年代に近づくにつれ、インフラ整備を強化。

それにより雇用も生まれ、経済的にも段々と国民が豊かになっていきます。

1980年~90年代半ばまでの貧富の差はかなり激しかったものの、2012年には中流階級の国民が1980年代の人口の15%の割合で増えたそうです。

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外食産業も急成長を遂げます。

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1980年代から年々ブラジルのサーファー人口も増えていきます。

しかし、大西洋側に面する約6,000キロに及ぶ海岸線には、当時ワールドクラスの波はブレイクしていませんでした。

しかし国民の豊かさと共にサーファーも波を求めて海外に出始めます。

やはり上達するためには良い波でなければならなかったのです。この時代からタヒチ、バリ、ハワイなどでブラジリアンを多く見るようになります。

また国民性からか多くのサーファーがトリップ先で問題を起こしていきます。

彼らの情熱・主張性・マイペースなどのラテン系の性格が受け入れられ無かったのでしょう。まぁ、少しは理解できます・・・(笑)

世界のサーフ人口が急増する80年代には、多くのメーカーが立ち上がりサーフギアの開発・販売を始めます。

それらの偽物をブラジルでは売る様になり、サーフ業界ではお荷物扱いとなります。もちろん良いサーファーがいたとしてもメーカーなどはスポンサーなどにはついてくれませんでした。

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しかし、今日におけるブラジルのサーフィン業界は全く変わり、しっかりとした組織とビジネス展開をしています。

またブラジル中流階級の成功事例としてGabriel Medinaがいます。

彼の母親はウェイトレスと家政婦をし生計を立てていました。また再婚相手は元トライアスロンの選手で、現在はMedinaのトレーナー兼マネージャー兼父親として世界を一緒に転戦しています。

ビジネスという観点からも、Medinaが最初にスポンサーと契約をしたのは13歳の時で、企業はMedinaを使いあらゆるプロモーションを打ち成功をしていきます。

このように中流階級が夢をめざしそれを叶えられる時代がいまのブラジルにはあります。

またMedinaがワールドタイトルを取ったことで、ブラジル人サーファーにかなりの注目が集まり、スポンサーが付きやすくなっているかのように思います。

昔から多くのブラジリアンが世界ツアーを回っていた訳ではありません。

2000年~2009年まで行われていたブラジル国内サーフィン大会、その名も「Super Surf」・・・名前がダサい・・・・・・・・。

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まだグロム時代のKolohe Andinoはこの大会で優勝をしたことがあります。

そんなSuper Surfですが、政治家の汚職問題でスポンサー離れが進み、運営が出来なくなり消滅します。

どこの国も政治家の汚職問題はつきません・・・。景気が良くなるとどこの政治家も同じような事をするんですね。

そんな歴史から、やはりGabriel Medinaのワールドタイトル獲得はブラジルサーフィン業界にとってはまたとない転機でした。

どんなスポーツでもそうですが、貧困などから這い上がって成長した選手・チーム・国というのは他と比べ考えられないような努力をしています。

だから精神力・信じる力・結束力・根性が強いんです。

以前ブラジルのサッカー監督がこんな事を言っていました。

「我々は貧しい。だから休み時間に学校でサッカーやると、100人でボール1個を奪い合う。しかし日本ではサッカー教室に行くと子供1人1人にボールが与えられている。それでは試合に勝つことは教えられない」

日本はモノがあふれています。いまのプロサーファーは若いうちからなんでも揃い過ぎ。すべて環境が揃ってる。

与えられた環境で頑張るなんてのは甘すぎる。こんな環境では絶対に世界ツアーなんで無理です。

大人が作り上げた環境でプロを育てても、世界では通用しません。これはどのスポーツでも共通して言えること。

環境というものは世界ツアーに出てから作るものだとブラジルのサーフィン界を調べて感じました。

日本サーフィン界が目指す世界のスタンダード

みなさん、こんにちは。ACTIVE Wetsuits 2代目のミキです。

日本のサーフィン界はアスリート・トレーニングという位置づけでは、ものすごい発展をしています。

しかし、ひとつ気になる事は日本サーフィン連盟が世界のどの国をスタンダードとして目指しているのか明確にしていないことです。

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よくあるケースは競技に関わる面だけが発展し、実際に運営側がその競技発展に追いつかないケース。

なぜそのような問題に陥るかというと、海外のマネをしているからです。

決してマネが悪いと言っているわけではありません。海外ではすでに素晴らしい実績のプログラムがあり、プロ競技としてサーフィンが取り扱われています。

また基本的には新しい事業などを始めるときなどは、他の事業を例に準備をすることは当たり前なことです。

ただここに落とし穴があります。

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海外ではサーフトレーニングシステムを取り入れ50年以上経っているということです。

この50年という歳月は、協会の運営と共に発展しています。

これらを現在の日本サーフィン界に当てはめても運営と啓発・普及が追いつかないのです。

それが手に取るように分かる事例はJリーグです。

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Jリーグの前身でもあるJSLをプロ化した時も、やはり海外のリーグ運営を応用しました。

初めの5・6年は目覚ましい発展ぶりで数々の名選手も生まれスポンサーもつき、野球に次ぐメジャースポーツに躍り出ました。

しかし10年~15年が経つと段々と親会社の経営を圧迫するようになってきます。それは企業スポーツという概念から抜け出せない日本のプロ・スポーツ形態では、ただの自社サッカー部がプロ化によりサッカーチームになり、より多くの企業経費を食いつぶすことになっていきました。

これはスポーツクラブという概念が日本のスポーツ文化にないため、地域でクラブを運営していくという発想が無かったためです。

そして現在、ほとんどのJクラブが債務超過。新聞では決算時に黒字に転換するクラブもありますが、それは親会社からの補てん金で穴埋めをしただけ。

開幕戦で当時のヴェルディー川崎と対戦し、名門クラブとして多くのスクール生をかかえ、多くの日本代表を輩出している横浜Fマリノス。

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クラブライセンス制度によるライセンスはく奪を防ぐべく、今まで日産から赤字の補てん金を頂いてきましたが、先日の株主総会で今後一切の資金提供無しということが決まりました。また2016年で借地契約が切れるみなとみらいのマリノスタウンを手離し、小机に拠点を移すことが決定しています。

みなとみらいで3,000人近いサッカースクール生を抱えるマリノスですが、小机ではその生徒を受入れられるグラウンドがありません。またプロと同じフィールドで練習できることがステータスだった子供からしてみたら、なんで小机??ってなりますよね。

その後に開かれた保護者会は悲惨だったようです・・・。想像しただけで恐ろしい。マリノスは完全にサポーターを失いましたね。

というように、初めは良いですが、上っ面だけマネして物事を進めてしまうと、Jリーグと同じ道をたどること間違いなしです。

現在の日本サーフィン界はその傾向にあります。

この状況を脱する手段はひとつ。地域クラブを作る事です。

サーフィンはこれだけ競技人口がいます。またメジャースポーツ界が汗水ながして努力をする「地域密着」という理念はすでにローカリズムとして根付いています。

要は組織を組み立てる要素が整っているという事です。

これだけ各サーフポイントでローカルがいて、その地域(海)をコントロールしているのであれば、海外のようにサーフライダークラブを立ち上げるべきです。

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各サーフポイントでサーフショップを作るのではなく、ライダーズクラブを立ち上げ、その地域の海を中心として活動をするすべての競技を管理する団体を立ち上げるべきです。この団体が立ち上がる事により、その地域におかれているサーフショップ、サーフィンスクール、その他の情報を一般の市民へ情報提供したり、また海におけるルールやマナーをしっかりと作り、それを後世に伝える活動も出来ると思います。

また法人として立ち上げ会員制にすることにより、会員から会費を集めます。その資金で根付いてる海のビーチクリーンをしたり、浜辺の浸食を守るために砂をいれたり、定期的にクラブ大会を開いたりもできます。定期的に大会を開くことにより、子供達も試合慣れしレベルもあがりますし、ジャッジの育成にもつながります。ジャッジ普及に関してはNSAも頭を抱えていると思います。

また法人を立ち上げることにより、助成金を受けることができます。

そのクラブで従事する職員の給与や、活動費またはクラブハウスを建設する費用もスポーツ振興くじ助成(toto助成金)で一部賄う事ができます。ということはサーフィンがビジネスになるという事です。

このように地域単位で実践の場を増やさなければなりません。それにはクラブが必要です。

そしてその地域クラブを市区町村単位の支部がまとめ、組織をピラミッド型に形成していく。

ただサーフコミュニティーだけでこれをやってもダメです。地域を巻き込まなければなりません。

オリンピックが日本で開催されるということは、我々の人生の中では儲けものです。おそらく今後50~60年以上は日本開催はないでしょう。

これを機にアクションをおこしませんか?

Rematch!

こんにちは、ACTIVE Wetsuits 2代目のミキです。

今朝のニュースでもサーフィンが追加種目の第1審査を通過して、ヒヤリング団体の8種目の中に入ったとの報道がありましたね。

ヤフーでも伊豆や新島などが開催地というニュースが出ていますね。→Yahoo News

でもISAが主体となってロビー活動を行っているので、ほぼほぼ決められた物事を日本でどう処理するかという話しだと思います。

でも期待したいですね!

さて、今回取り上げたいのはこちら!

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7月6日から始まる J-Bay Open で再び、ヘリテージシリーズでトム・カレンとオッキーの伝説のヒート行われる可能性があります。

正式にはまだヒートが組まれるかは発表されていませんが、オッキーがトム・カレンに再試合を申し出たようです。

去年はWSLもうまい具合に、現役プロ選手をプロモーション&マーケティングに使い、かなりの注目度がありましたね。

今回もこのヒートだけにスポンサーをつけ、ラビットやパーコをマーケティングツールとして宣伝をしています。

去年は文句なしでトム・カレンの勝利!10 point rideで圧勝でした。

オッキーの敗因は太り過ぎ・・・。波に乗ればそこそこのパフォーマンスが出来たとは言え、試合ができる身体ではなかったですね。

今回もし再試合が行われるのであれば、是非ジェットスキーの導入をしてほしいと思います。

上記の映像を見ても分かると思いますが、以外とハードなコンディションで行われており、オッキーはヒート後半をほぼパドルで終えています。

しかもかなり流されていたし・・・。これは見てる観客としてはつまらないですよね。

今年のJ-Bay Openが楽しみです。